南相馬修道院からの便り。追伸
地震お見舞いへのお礼。
3月16日23時36分に発生した、南相馬市震度6強の地震に際して、沢山の方からお見舞いの電話やメールをいただきました。 ありがとうございました。南相馬市の大変な状態が何度も何度も報道されて、心を痛めてくださったようですが、 大変な状況の地域は、南相馬市でも北寄りの方で、私たちの住んでいる小高は、南相馬市の一番南寄りです。 カカリタス南相馬のある原町区はその中間に位置していて、被害は比較的軽くて済みました。 修道院は本棚と書類棚から本や書類が飛び出して散乱した程度で済みました。 昨年の2月13日に起こった地震で本棚とたんすが倒れたので、壁にくぎで止めて転倒防止をしていたので良かったです。 昨年は歩けないほどの生涯初めての体験で、びっくりしました。 今年はもうちょっと大きく、津波の心配があったので、すぐ近くの高台にある小高神社に避難しました。 後日小高神社の鳥居が倒れているのを見てぞっとしました。 この地域の人達は何度も何度も大震災の追体験をさせられて、「もう充分です!心が折れそう」と言われます。 本当にそうだと思います。どうぞ心が折れないようにお祈りで支えてください!! この地震で、小高神社の鳥居が倒れました。 写真左:大鳥居があったはず 写真右:ぽっきり折れていました 多分、11年前の大地震と昨年の地震を耐え抜いて、今年の地震で耐えられなかったのでしょう。 こちらの桜はまだつぼみも膨らんでいませんが、修道院の裏の小高川の桜並木が今年はライトアップされ、 幻想的だったので撮影しました。(3月27日夜)開花すると美しいでしょうね!! 援助マリア修道会南相馬修道院 北村令子
TOP|援助マリア会とは|援助マリア会の霊性|援助マリア信徒の会|日本の援助マリア会|世界の援助マリア会